彼氏とご飯を食べに行ったらあんま会話が盛り上がらなかった。でも近くにいたカップルはすごく盛り上がってて凹む…。
TwitterやFacebookで「こんな風に私たちラブラブです~」的な投稿を見て自分の彼と比較してため息をつく…。
何かと『理想のカップル像』と今の自分たちを心の中で比較して落ち込んじゃうってこと、ありますよね。
これに関連して先日こんなツイートをしてみました。
カップルとはこのようにあるべき!みたいなのを自分の中で作りすぎるとしんどいなって思うよ。
電車の中で楽しくおしゃべりしてるカップルを見て羨む必要はない。
特に喋らなくてもお互いそっと寄り添って静かに座ってるカップルも良き。— ぽらる@恋愛ブロガー (@polarkoijyo) January 7, 2020
僕は自分の理想を持つことそのものは否定しません。
「こんなカップルでありたい」というイメージは持っていいです。
ただ、そんなイメージばかりが先行してしまうと今目の前にいる彼のことが見えなくなってしまいます。
今回はこの辺の「自分のイメージと付き合っている今がなんか違う」ことでモヤモヤする時の考え方をお伝えしていきます。
理想のカップル像に目を奪われて彼が見えなくなってないかい?
例えばツイートでも取り上げた「電車の中で楽しく会話しているカップルを見て羨ましがる」という現象。
こういうカップルはもちろんいていいのです。
僕も電車内で見かけたら(節度ある音量なら)微笑ましく見てます。
だけど「電車内で楽しそうに喋れたら100点。そうじゃなかったら50点」みたいな「こうあるべき」という枠から外れたら自分たちは失格、って思う必要はないのです。
別に夫婦漫才やるわけじゃないんですから、楽しく軽快なやり取りをし続ける必要なんてないわけですし。
理想のカップル像に当てはまっていて合格か不合格かじゃなくて、まずそういう理想像を取っ払って改めて彼と過ごす電車での時間を思い返してみてください。
すると、今まで「楽しくおしゃべりしているかどうか」ばかりが気になってうまくいってないんじゃないか、なんて思っていたけれど。
よくよく思い返してみると彼は決して口数が多くないけれどでも時々愛おしそうな目をこちらに向けてくれることに気づいた。
あれ、もしかして私たちは私たちなりに幸せ空間作ってたんじゃ…?
なんてことに気づく。
これが本当に幸せな自分たちなりの理想のカップル像なんじゃないでしょうか。
周りから見たら目立つ幸せな絵ではないけれど、でも自分はただ彼の横に静かにいられればそれで幸せ、と思えるならそう思った自分を大切にしてあげるべきです。
実は僕も電車で落ち込んだ一人
何を隠そう、実は僕自身も昔電車内で楽しくおしゃべりできなくて落ち込んでた一人でした(笑)
ぶっちゃけツイートしたのって過去の自分に向けてたりもします。
初めての彼女で何とか盛り上げたい、周りから素敵なカップルって思われたい、って意気込んではいたものの…。
別に喋りが得意なわけでもないし、そうポンポン話題が出せるわけでもないし。
だから結構黙っちゃう時間も多くて凹んでたんですね。
でもそんな時とある光景を目にしました。
幸せオーラ満開の老夫婦を見て
やっぱり同じ電車内での出来事。
その時は一人で乗ってたんですけどね。
老夫婦が一緒に座席で並んで座ってて。
すごく優しそうなおばあちゃんとおじいちゃんで。
特に喋ってはなかったんですけど、そっと手を重ねるようにしてちょっと肩を寄せ合ってて。
なんかその光景を見た時に「ああ、これでいいんだ」って思ったんですよね。
今まで喋らなきゃいけない!って思ったけど、でもこうして一緒にいる時間を慈しみあってるような過ごし方って素敵だな、って。
それから僕も無理して電車の中で喋らなくなりました。
教科書に載ってるような理想像じゃなくても、僕は僕の幸せな過ごし方を見つけたからです。
改めて誰かが作り出した理想像じゃなくて自分の気持ちと向き合ってみる
漫画やドラマで出てくる彼女を大事にしてくれて盛り上げてくれるイケメン王子様。
あるいはTwitterやFacebookで「いいね!」を集める胸をキュンキュンさせてくれる素敵な彼。
こうした他人から拝借した理想像で彼を見るのを一旦ストップしてみましょ。
そんで改めて「自分がどう思うか」だけで彼との時間を振り返ってみてください。
すると、確かに彼はわかりやすい理想像じゃないかもしれないけれど、でも案外私はそんな彼といるのが居心地がいい、ってことに気づけると思うんです。
特に最近はネットに流れてくる『私の彼はこんな素敵』系に影響されやすいです。
でもそんな他の人が作った『素敵基準』で自分の彼を判断してたら、自分が付き合う男性を他人に選ばせてるのと同じです。
当たり前だけど好きな人は自分で選ぶものです。
それでも自分がなんか違うと思えばその感覚は大事にすべし
改めて彼との過ごし方を振り返ってみて、それでも「なんか違う」と思えばその感覚はもちろん大事にすべきです。
僕が言いたいのは「妥協しなさい」ということではないです。
改めて自分自身と向き合って、それでも彼と過ごす時間が自分の理想とかけ離れている、ということであればそれは素直な心の声。
それは彼といても幸せになれないという自分の心の奥底のSOSかもしれません。
他人が作り出した理想像に彼を当てはめてしまうのも自分の心を大事にしてないということ。
と、同時に自分が心の底では「こんなの違う」と感じてるのに無理矢理「自分は幸せだ」と自分を納得させる必要はないのです。
あくまでも自分の感じ方に素直になることが大切ってことです。
お互い好きになったから付き合っているはずではあるけれど…。
でもいくら彼氏とはいえ今回紹介したように「何考えてんの!?」ってなる時、ありますよね。
彼氏という近くにいる存在だからこそもっと心理を理解したいと思う反面、僕の経験的に言うと「近くにいるからこそ心理がわからなくなる」面もあります。
僕も自分自身の恋愛で相手のことがわからなくなったことがありました。
なんとかしようと相手の心理を理解するために色々調べたり、自分で一生懸命考えてみたけれど…。
なんともならなかったんですね。
結局、僕がその時解決したのは、今回のように相手の心理を地道に理解するのとは全く別のアプローチでした。
もしあなたも彼の心理やあなたがとるべき行動が全然わからない状態だとしたら…。
僕の体験した方法をぜひ試してみてほしいです。
ちょっと裏技っぽくはなりますけれど…。
次の記事にて詳しく解説していますのでぜひ。