彼氏がさ…優しすぎてムカつくのよ…
この一言を聞いて「わかる」となる人と「何を贅沢な!」って思う人と二つに分かれるでしょう。
そしてきっとあなたは「わかる」部分がある人だったり…します?
優しさにも色んな優しさがあると思うんですよね。
例えば風邪で寝込んだ時にフルーツゼリーとかポカリとか買って駆けつけてきてくれるのは「優しい~!」ってなる。
でも今回取り上げる優しさってその優しさとはちょっと違う。
『何かしてくれる』優しさじゃなくて、『何もしない(言わない)』優しさの方で…。
例えば彼女が「今日の夜は餃子食べたい!」って言う。
でも彼氏は今日のお昼に餃子食べた。
だから彼氏としては今日の夜は餃子食べたくないですよね。
でも彼女が餃子食べたいって言うから何も言わずに餃子一緒に食べてあげる。
んで彼女が
あ、ところで今日のお昼何食べたの?
え~…餃子。
え~!餃子なの!?
言ってよ!(イライラモヤモヤ…
っていう…。
彼女の餃子を食べたいって希望を叶えるために何も言わなかった「優しさ」みたいなやつですね。
こういう我慢したり、本音でもっと言いたいことがあると思うのに言わなかったり…。
まぁもしかしたら別に彼は我慢とも思ってないのかもしれないけれど、でもそうなると自分ばかり何か凄いワガママ言ってるみたいでこっちも気持ちよく本音言いにくくなるし…。
と、イライラモヤモヤしている恋女に向けて。
僕が男性目線でこんな「優しさ」を持つ彼氏をどう考えていけばいいか、書いていこうと思います。
なぜ彼はこんなに優しすぎるの?その謎を解く3つの心理
ここだけの話なんですが…。
僕もよく「優しい」って言われます(笑)
ただ僕の「優しい」も例えば女性に対してエスコートしてあげたり、プレゼントを贈ったり…みたいな積極的な優しさじゃなくて。
乱暴なことを言わないとか大体何でも許しちゃうみたいな…。
受け身の優しさだったりします。
だから我慢してると思われたり、言いたいことを言ってないって思ったり、悪いことを怒ってくれないことに言いようのないモヤモヤを覚えられたり…っていうのもあるのかなって思うんですけど。
それでも僕がそうして優しい理由は(自分で言うの恥ずかしw)3つほどあって…。
- 別に無理に我慢してるわけじゃない
- 何か言ったり要望したりすることに慣れてない
- 多少振り回される方がむしろ好みという(性)癖
それぞれお話ししますね。
別に無理に我慢してるわけじゃない
そもそもなんですけれど…。
普通怒るでしょ!?とか普通いやでしょ!?っていうその”普通”が全然当てはまってないことがよくあります。
例えば彼女が遅刻してきたとします。
それを怒る男性や不機嫌になる男性はもちろんいるでしょうし、別にいてもいいと思います。
そこでちゃんと怒ってくれる男性、嫌だと言ってくれる男性の方がいいって思う女性がいるのもわかるんですけど…。
僕は別に怒ったりしないです。
なぜなら遅刻しちゃうことは人間だれしもあるから。
ついつい寝坊しちゃうことだってあるだろうし。
何かの事情で家を出るのが遅くなっちゃうことだってあるだろうし。
これくらいの時間なら間に合うよね…って目測を間違えちゃうことも僕だって何度もある。
そもそも遅刻したくて遅刻する人っていないし…。
とかとかって思って怒らないですね。僕は。
あ、でも遅刻して全然申し訳なさそうな感じ出してなかったら流石に怒るかもしれないけど(笑)
とりあえず僕がこれまで人生で出会ってきた女性は遅刻してきた時に申し訳なさそうにしてたので全然許しちゃう…っていうね。
だから怒ることそのものを我慢してるわけじゃなくて、でも許す基準が他の人とは違うんだろうなー…とは思う。
「自分だったら怒るのに」もしくは「これまでの彼氏だったら怒ったのに」は今の彼氏に当てはまるとは限らない…ってことっすね。
対応策:彼の中では我慢じゃない、ということを受け入れる
男目線からすると…。
この心理に対してはもう「そういう男もいるのだ!」ってことで女性側には受け入れて欲しいな~…って思います。
彼女である自分に対しても気を遣われてる…。
そんな風に思っちゃうのではなくて。
別に気を遣ってるわけじゃなく、彼の中ではそもそも気にならないことなんだ…と。
少しずつ時間をかけて「彼はこういうのでも特にモヤモヤしないんだな…」と。
そんな彼のトリセツを作っていけるといいですよね♪
何か言ったり要望したりすることに慣れてない
「我慢してるわけじゃない」心理がある一方で「我慢して言えない」場面もやっぱりあったりはします。
じゃあ何で言えないのか…?っていうと、言い慣れてないんですよ。
不満を伝えたり、「こうしてほしい」って要望することに。
「自分が我慢すれば丸く収まる」的なムーブで生きてきたこともあって…。
主張する場面で主張しないで生きる癖が出来てしまい…。
それが彼女の前でも発揮されちゃってる…っていうね。
というより彼女だからこそ余計に「傷つけたくないな~」「言って嫌な気分にさせたらな~」って気持ちが強めに働いちゃう…っていう部分もある。
ただ…。
これで彼女に対して不満が募っていくかというとあんまりそんなことはないんですよね。
なぜならこういう思考回路で生きてきたことに慣れ過ぎてしまってるから。
そんなもんだと思って別にこれはこれでいいや…とは思ってたりする。
対応策:焦らせないであげて。受け入れる気持ちだけ伝えてあげよう。
こういう時「ねえ、何か不満があるなら言ってよ!」と詰め寄ってしまうのはあまり効果的ではないです。
彼の中の心理的抵抗ってなかなか根強いですし…。
なんとなくモヤモヤとはしてても、言葉が思い浮かんでるわけじゃない、っていうことも多いからです。
だから…。
焦らせないであげて。
大事なのは時間です。
時間をかけて「こういう気持ちは言ってもいいんだな」「伝えてもいいんだな」って思えるようになっていくものなんです。
あなたのことを信頼してない訳じゃないんです。
あなたが彼のことを本当に好きだからこそ色々と言って欲しい気持ちがあるように、彼だってあなたことが本当に好きだから傷つけたくない気持ちが真っ先にあって言えないだけなんです。
だからゆっくり…ね。
先ほども触れたように、言えないからといってあなたに対して不満が高まるかって言うとそんなことはないんです。
時折「聞いてほしいことあったらいつでも言ってね!全力で聞くからさ!」と受け入れ態勢バッチリなのを伝えたり。
あなたの方からちょっとずつ踏み込んだ発言をしてみたりして「あ、これくらいなら言っていいのかな」って彼にわからせたりとか。
そんな感じで彼と向き合っていけば、少しずつ言えるようになるので。
今すぐ100%を求めないでいただけると嬉しいな…って一人の男性として思います。
ついった0122
多少振り回される方がむしろ好みという(性)癖
よく「尻に敷かれる」って表現がありますよね。
結婚したら奥さんの尻に敷かれる、みたいな。
これを嫌がる男性はもちろんいるでしょうけど…。
僕は個人的に尻に敷かれたいタイプです(笑)
多少なりとも振り回して欲しいというか。
そうやって天真爛漫な感じでいてくれて、わーーー!ってやってくれてる方が一緒に居て楽しいし癒されてるんですよね。
これはなんというか…。
そういう感性というか。性癖というか(笑)
あ、SかMかで言えば僕はMですよ、もちろん(笑)
彼女の言ったことややったことをにこにこと受け入れること。
そうやって受け入れている彼氏としての自分に酔ってる部分も含めて…。
男としては楽しんであなたに優しくしてるんですよ。
不満に感じながら我慢して優しくしてるんじゃなくて。
彼女のことを受け止めるたびに「幸せだあ~幸せだあ~」って思ってます(笑)
対応策:今のまんまで実はお互い幸せになれる
ということで…。
彼のことを思うならむしろそのまま彼に優しくさせてあげて欲しいと思うんですよね(笑)
優しくし甲斐がなくなっちゃうと、むしろ男としてはモヤモヤしてしまうので…。
ワーワー言ったりする彼女を受け止める彼。
その時にむしろ幸福感を感じてる。
だからあなたはそのままでいて、んで時折「いつも優しくしてくれてありがと」って言ってくれれば男性としてはもう満たされまくる。
なんか…WIN-WINじゃない?(笑)
モヤモヤする気持ちもわかるけど彼の良さとして味わっていいんじゃない?
ということで優しくする彼の心理とそれぞれの考え方的な部分での対応策を紹介してみました。
女性側としてはやっぱり好きだからこそ彼の本音をちゃんと知りたくて我慢してほしくない…って気持ちがあるのはわかるのです。
その気持ちそのものは彼にフワッと伝えてもいいんですよ。
「優しくしてくれて嬉しいけど我慢してないかなー…って不安な気持ちもあって…。本音言えてないならやだなー…って」と。
でもね。
一方で彼は彼で今別に我慢したりしてるわけじゃなくて…。
楽しんで付き合ってるのはわかってほしいな、と。
そもそも優しくしてくれる彼氏って…。
やっぱり最高だと思うんですよ(笑)
優しいことって何よりも素敵な一面だし…。
存分にその優しさを味わっていいんです!
っていうかさ!
そもそもあなたの中にある、彼の優しさに甘えすぎるのが怖いって思うその気持ちもやっぱり『優しい』ですしね。
なんというか優しさで包まれてるカップルすぎるから、ホント素敵だなって思う(笑)
なので…。
少しずつあなたの受け止め方も変えつつ、でも彼に対して「受け入れるからね!」と伝えて彼の優しくない部分があっても好きな気持ちも伝えながら向き合っていけば…。
きっとこれからもとっても素敵な関係になっていくと思います^^
まとめ:彼氏が優しすぎる…
今回の記事をもう一度簡単にまとめますね。
- 優しすぎる心理の一つは「そもそも不満に感じてない」から不満を言ったりしてないってこと。感性は人それぞれ。
- もやったことを言い慣れてないって理由もある。でもそれは信頼してないからじゃない。焦らないで時間を書ければ言えるようになるよ。
- 彼女の色んなことを受け止めてるのが実は彼にとっては至上の喜びだったりする。彼は我慢してるんじゃなくて優しくしてることで快感を得ている(笑)
ってことで…。
優しすぎる彼の心理を(自称)優しい僕が解説してみました(笑)
好きだからこそ彼の優しさがむしろ大丈夫かなこれ…ってなる気持ちもあると思うんですけれど。
大丈夫!彼は彼で優しくしたくて優しくしてるから!
これからもお互い今のまま思いやって優しい二人でいてください(笑)
お互い好きになったから付き合っているはずではあるけれど…。
でもいくら彼氏とはいえ今回紹介したように「何考えてんの!?」ってなる時、ありますよね。
彼氏という近くにいる存在だからこそもっと心理を理解したいと思う反面、僕の経験的に言うと「近くにいるからこそ心理がわからなくなる」面もあります。
僕も自分自身の恋愛で相手のことがわからなくなったことがありました。
なんとかしようと相手の心理を理解するために色々調べたり、自分で一生懸命考えてみたけれど…。
なんともならなかったんですね。
結局、僕がその時解決したのは、今回のように相手の心理を地道に理解するのとは全く別のアプローチでした。
もしあなたも彼の心理やあなたがとるべき行動が全然わからない状態だとしたら…。
僕の体験した方法をぜひ試してみてほしいです。
ちょっと裏技っぽくはなりますけれど…。
次の記事にて詳しく解説していますのでぜひ。