僕は男って多かれ少なかれプライドの生き物だと自負しています。
だから簡単に人に頼れない男って多いし、ましてや相談するってことに対して心のハードルが高い人って多い。
僕自身もあんまり人に相談しません。
そんな男性が『相談』をするということはもうその時点で大分心開いている感があります。
さらに相談事の中でもトップクラスにプライドに直結するから何かと秘めがちな『仕事』のこと。
おまけに弱っている所を見せたくない『異性』相手…。
数ある相談の中でもトップクラスに相談しにくい部類に入るのにもかかわらず彼はあなたに仕事の相談をしている。
これは彼の中でのあなたへの信頼度も相当なもんです。
ただ!
恋愛が絡むと下心が混じる場合もあります(笑)
その辺の男性心理を僕から正直にお伝えします。
さらに困るのが仕事の相談をされた時の返し方、ですよね。
力になってあげたいとは思うものの、なかなか彼にしっくりくる答えを返すのって難しいでしょう。
僕が男性目線でどういうことを言われたいのか?という視点も踏まえつつ解説していきますね。
仕事の相談は真面目パターンと下心パターンの2種類がある
男ってよっぽどのことがない限り、仕事の相談ってまずしません。
僕も仕事の軽い愚痴くらいなら言ったこともありますが、仕事の相談ってすぐには思い出せないくらい超レアなことです。
そんな仕事の相談ですが、大きく二つのパターンがあります。
- 本当に仕事の相談をしている『真面目』パターン
- 仕事の相談はカモフラージュで実際は別の狙いがある『下心』パターン
この2パターンですね。
下心パターンの男性心理
先に下心パターンの解説から。
これ、一言で言うなら『仕事の相談を口実に使ってあなたと話したい』ということです。
何で『仕事』をチョイスするのか?
それはあなたの警戒心を下げるためです。
例えばこれが「人生相談」とかだったらちょっとめんどくさい…って思いません?(笑)
何だよ人生相談ってヘビーだな、っていうか私に人生相談って何求めてんの?みたいな。
あるいは「恋愛相談」も実は意外と仕掛けるのが難しい。
もちろんある程度仲が良ければ恋愛相談ってむしろ『打ち明け話』として一気に秘密を共有している的な親密の演出になるんですけど。
でもまだ恋愛相談をするまでもない関係性の時に「恋愛相談したくて…」って言われたら「え?なんで私?」って警戒しちゃいませんか?
その点「仕事の相談」なら「ああ、なんか真面目に仕事する中でもっとうまくやりたいんだな。話くらいは聞いてあげようか」と受け止めてくれそう。
…と彼は思っているということです。
真面目な顔で仕事の相談をしつつ、内心「しめしめ」なんて思ってるかもですね(笑)
仕事の相談をされた時の基本方針3つ
一方で本当に仕事の相談をしている『真面目』パターンの場合、心理的には特に深読みすることはないです。
冒頭でも触れましたが、それだけあなたが信頼されている、ということでしょう。
ただ真面目パターンの場合、相手の心理よりも実際にどう返事してあげればいいか(どう相談に乗ってあげればいいか)の方が悩みの種ですよね。
でもそこまで心配することはありません。
まず仕事の相談といえどこれは仕事の愚痴と同じようなものです。
だから別に彼は『明確な答え』を期待して相談しているわけじゃないです。
ぶっちゃけ話を聞いてあげて、適度に肯定してあげればそれでOKなのです(笑)
というかむしろ余計なことは言わないほうがいいとすらいえます。
なぜなら男って自分から相談を持ち掛けてきたくせに、具体的にアドバイスすると「まぁそうなんだけど、そううまくもいかないんだよ…」と「わかってねえなあ」みたいなウザいリアクションを取ってきたりするから(笑)
僕自身も「こんな感じで対応されたい」的な視点も踏まえつつ…。
男から仕事の相談を持ち掛けられた時の3大基本方針はこんな感じ。
- 話をひたすら聞く
- 良いことを言おうとしない
- 一緒に困ってもいい
例えば「なかなか営業に回っても案件が取ってこれない」という悩みを彼が口にしたとしましょう。
この時、話もそこそこに「私の場合はこういう感じで案件取ってきてて…」なんてアドバイスしなくていいです。
ひたすら「うんうん」と話しをさせる。
大体こういう話をする時はひどい上司とかひどい取引先が出てきますので、そういうやつが話の中で出てきたら「えー、嫌な奴だね」とか同意してあげます。
そんで大体の場合はそれでひとしきり話し終わったら満足しますので、「頑張ってますなー」とか少し軽めに肯定してあげて終わりでオッケーです。
あるいは「まぁでもこういうこともしようと思ってるから」的に自分から展望を語りますので、「いいね!」してあげれば満足します。
この時彼を励ましたいがために、何かカッコいいことや感動させることを言いたくなると思うのですが全然言わなくていいです。
例えば「大丈夫。○○の熱意はきっと伝わるよ!諦めずにトライしていこ!」みたいな。
こういう系の言葉は何か綺麗な所に無理矢理ハメようとしている感があって、意外と心に響かないです。
彼から求められた時にだけ言えばいいです。
例えば「俺の頑張りなんて誰も見てないよね」⇒「大丈夫。少なくとも私が見てるから!」みたいなのはOKです。
そして何より忘れないでほしいポイントですが、「一緒に困ってもいい」のです。
例えば「どうすればいいんだろうねぇ。困ったね。」と一緒に困ってあげるのって実は結構効果的。
彼は答えが欲しいのではなくてわかってくれる人が欲しいのです。
そしてその分かってくれる人があなただったら素敵だなあと思うから相談を持ち掛けているのです。
相談をしたとして一緒に困ってくれたのであれば、それはそれで「そうだよな。なかなか答えがないんだよな。だから今俺が困っているのは別におかしなことじゃないんだな」って元気になってくれますから。
彼から相談された時、無理に答えを出す必要はない。
彼は答えじゃなくて味方が欲しいだけ。言葉が思い浮かばなければ、一緒に困ってあげましょ。
「どうすればいいんだろうねぇ」って。無理して綺麗な言葉で解決した感を出すより一緒に困ってあげたほうがよほど『味方感』が伝わりポイント高い。
— ぽらる@恋愛ブロガー (@polarkoijyo) July 3, 2020
何か言うことが思い浮かばなければ、無理して言葉にするよりも一緒に困ってあげる。
ぜひやってみてくださいね。
まとめ:仕事の相談をしてくる彼の心理まとめ
今回の記事をさくっとまとめるとこんな感じ。
- 仕事を相談するのは真面目パターンと下心パターンの二つ
- 仕事という警戒されにくい話題をチョイスすることでゆっくり二人の時間を作りたいのが下心パターン
- 男性は相談することそのものに抵抗もあるし、ましてや仕事の話ならなおさら。それだけ信頼されている。
- 仕事の相談は明確な答えを差し出す必要はない。話を聞いて適度に肯定すれば大体OK.
真面目パターンにしろ下心パターンにしろ、比較的あなたに対して気持ちを許しているからこそ『相談』という行動に繋がっています。
その辺はプラスにとらえましょう。
仕事の相談ということで何を言えばいいかわかんなくなっちゃうかもしれませんが、何も言わなくて大丈夫です。
あなたが何か言うことよりも彼にすべて吐き出させることにエネルギーを注いだ方が満足度は高くなります。
言うべきことが思い浮かばないなら、無理して綺麗な言葉で解決した感を出すよりも一緒に困ってあげたほうがよほどポイント高いです。
難しく考えすぎずに一生懸命話を聞いてあげればそれで十分です。
彼の分かりにくい行動から脈ありや脈なしの心理を掴むのって大変ですよね。
脈ありなのかな…。脈なしなのかな…。このままアプローチしてみてもいいのかな…。
今回ご紹介したような心理を勉強したり、自分で彼の心理をあれこれと考えたり。
それってとても大事なことではあるんですけど、でも考えても答えが見えない時ってありますよね。
僕も自分自身の恋愛で考えて悩んでそれでも答えが出なかった時があるんですね。
次何をすればいいか全くわかんなくなった時が。
そんなとき、僕がどのようにして答えを見つけたのか。
それは今回紹介したような心理を自分で考えるのとは全く別のアプローチでした。
ちょっと裏技っぽい方法ではありますが…。
とにかく今すぐに彼の気持ちに気づくためのきっかけを手に入れたいのであれば、使ってみる価値はありますよ。
次の記事にて紹介していますので、ぜひご覧ください。