「君の力になりたい」
なかなか浮ついたセリフですね。
漫画やドラマの世界ならば、この一言をきっかけにときめきが始まったり始まらなかったりします。
ですが現実はなかなかそうもいかず…(笑)
やっぱりこんな浮ついたセリフだと逆に社交辞令っぽく聞こえたり、なんか下心があるんじゃないかと思っちゃいますよね。
僕自身もこのまんまのセリフを言ったことはないですが、「僕で良ければいつでも力になるから言って~」くらいのことは言ったことがあります。
そう僕が行った時の心理を振り返りつつ、彼に下心はあるのか、本当に力になってもらってよいのか(逆に頼らないとどう思うか)などをお伝えします。
「力になりたい」はその場のノリや言っとくだけな部分もある
「力になりたい」と言った男性はたった一言で凍らせることが出来ます。
その一言はこれ。
言われたほうは「ちーん…」って感じ。
(実際に言ったらその後の雰囲気が険悪な感じになるのでやめときましょう(笑))
そう、大体力になりたいとは言うものの、じゃあ具体的にどう力になってくれるかというのは大抵考えてもないです。
そして考える時間を与えたとしてもロクな考えも浮かばないでしょう。
そういう意味で力になりたいとは言うものの、結果から見れば口だけになっちゃうことが大半なんですね。
それでも思わず「力になりたい」というのは
- 気持ちだけでも力になりたいという前のめりな感じ
- 自己満(こういうの言える俺かっけー&助ける姿勢は見せた)
- 会話の流れ(として言ったら収まりが良さそう)
大体この3つの気持ちを心の中のミキサーにかけて作り出されたものが「力になりたい」ですね。
その配分はそれぞれの男性や状況で違うでしょうけれど。
頼れると思われたい下心はあるが、助けたい気持ちもある
「力になりたい」という気持ちの中の自己満精神って少なからずあります。
そういったセリフを言える自分に酔っちゃう部分。
女の子に優しく出来る自分に酔っちゃう部分。
あと、一応「助けるつもりはある」というポージングは見せたことで罪悪感をなくせる感じ。
新入社員のころに定時で退勤しづらい時に一応部長に「何かやることありますか?」って聞いとく、みたいな…。
まぁそんな感じで多少なりとも自分可愛さみたいな部分で言ってたり、その場の流れとかで言ってる部分はあります。
でも逆にそういう”邪”な成分だけで成り立つセリフでもないです。
具体的な方法が思い浮かばないとはいえ、(そしてどこまで自分のリソースを割けるか考えてないとはいえ)多少なりとも本当に助けられる部分があれば何か手伝いたい部分はあります。
それは彼の中の優しい部分だし、優しいだけじゃなくてあなたに対する信頼や好感があってのものです。
もちろんその好感の中にはこれまで築き上げてきた好感と「力になりたい」というセリフによってこれから得たい好感の両方です。
邪な部分はあるし、実質的に役に立たないかもですが、悪気だけで言えるセリフでもないということはわかってやってください(笑)
恋愛的な仕掛けの面もある…のか?
男らしく見てもらうために、そして異性として意識してもらうために。
「力になりたい」というセリフを言ってる部分。
これは…ある…というか。
僕の感覚的には意識させるというよりも意識されても嫌じゃない相手に言うって感じなんですよね。
乱暴な言葉で申し訳ないのですが「俺に惚れるなキメェ」みたいな人には言えない、ということです。
でも「『力になりたい』という俺に惚れな!」くらいいきおいがあるかというと、このセリフだけでは判断できない、という感じ。
友達以上の人になら言える、とも言えますね。
「力になりたい」というセリフはぶっちゃけ「こう言うこと言える俺かっけー」とか「一応助けるポージングはしとこ。」的な部分もあるけど、その邪な成分だけで言える言葉でもない。
やっぱり力になりたいと思える人は選んで言ってるよ。
その後変に誤解されそうな人には言いたくないもん。— ぽらる@恋愛ブロガー (@polarkoijyo) December 13, 2020
力になってもらうべきか、スルーすべきか
さて、そんな「力になりたい」という彼に対して実際に力になってもらうべきか、それともスルーすべきか?
これは別に本当に頼らなくても彼としては機嫌を損ねたりはしません。
一番無難に丸く収めるなら「ありがとう。気持ちだけ受け取るし、本当に頼りたくなったら頼るね」です。
こう返しとけば彼のプライドを満たしつつ、会話としても上手く収まり、そしてあなたとしても後々頼れる選択肢(連絡できる選択肢)を残すこともできる。
で、なんのかんので本当に力になってほしい時に「力になって!」と言ったら…。
別にそれはそれで悪いことではないです。
繰り返しになりますが、彼としては具体的にどう力になるか考えてないことも多々です。
だからあなたの期待したハードルを全然超えられないかもしれません。
でもそれでも嫌な顔をしない。「期待外れだな」的態度を表に出さない。
彼は彼なりにやってくれてるんだな、ありがたいな、という感じで対応すればまたまた上手く収まります。
頼りたくなったらぜひ頼ってあげてくださいね。
まとめ:「力になりたい」という彼の心理
今回の記事をサクッとまとめるとこんな感じ。
- 「力になりたい」というセリフは自己満や会話の流れ的な意味もあるが、本当に力になりたい気持ちもある。
- ただ具体的なことは考えてないことが多い。結果口だけに見えてしまう部分もある。
- いくらええかっこしいでも嫌悪感を抱く相手には絶対に言えない。(恋愛的な意味かはともかく)好かれたい人にこそ言える。
ちょっとカッコつけすぎなセリフだし、言葉ほど中身が伴わないことも多いので結局社交辞令かよ…的な受け止め方をされがち。
確かにそういった面もあるのは否めませんが、しかし男として言わせてもらうなら社交辞令だけで言えるようなセリフでもないです。
そんな彼の邪な部分は微笑ましく見つつ、善の部分で彼を頼ってみるのもいいのではないかと思いますよ。
彼の分かりにくい行動から脈ありや脈なしの心理を掴むのって大変ですよね。
脈ありなのかな…。脈なしなのかな…。このままアプローチしてみてもいいのかな…。
今回ご紹介したような心理を勉強したり、自分で彼の心理をあれこれと考えたり。
それってとても大事なことではあるんですけど、でも考えても答えが見えない時ってありますよね。
僕も自分自身の恋愛で考えて悩んでそれでも答えが出なかった時があるんですね。
次何をすればいいか全くわかんなくなった時が。
そんなとき、僕がどのようにして答えを見つけたのか。
それは今回紹介したような心理を自分で考えるのとは全く別のアプローチでした。
ちょっと裏技っぽい方法ではありますが…。
とにかく今すぐに彼の気持ちに気づくためのきっかけを手に入れたいのであれば、使ってみる価値はありますよ。
次の記事にて紹介していますので、ぜひご覧ください。