「俺、○○ちゃんに嫌われたくない…」
って言われても…。
いや別に嫌ってないし…。
何か嫌いになる素振り見せてるわけでもないのに何でそんなこと言ってくるのかな…？
とね。
こんな風に「嫌われたくない」ってわざわざ言ってくるくらい好きって気持ちがあるってことだから、それは可愛らしくも見えるけど。
男としてもっと堂々と自分に自信を持って常に俺に惚れさせてやるぜ！くらい頼りがいある姿を見せて欲しい…って気持ちにもなりますよね。
などなどと言ってるけど、実は僕自身も「嫌われたくない…」的なことをついつい言っちゃったりする…。
我ながら情けない…。
情けないと思うんだけど、彼女から「大丈夫だよ～！嫌わないよ！好きだよ！」って言ってもらって安心したいって気持ちがついつい出てきてしまう…。
ということで。
今回はそんな僕自身の弱さを晒しながら「嫌われたくない…」っていう男の心理を深掘りしつつ…。
彼にどう対応していけばいいのか、お話ししていこうと思います！
「嫌われたくない…」って彼だって言いたくないんよ
何で彼は…。
いや、僕は。
「嫌われたくない…」なんて彼女に言っちゃうのか？
なんでだろう？
いや知らんがな！
でもまず先に知っておいてほしいのが…。
「嫌われたくない…」なんて言ってる自分のこと、自分だって好きじゃないです。
言いながら自己嫌悪ズブズブです。。。
なんか女々しいし、縋りついてるみたいだし、彼女に「嫌われたくない…」なんて甘えたくない。甘えるならもっと別の甘え方がいい。
いかにも自信ない感じが透けて見えるわけじゃん？
っていうのも自覚してるわけですよ。
っていうか！むしろ逆にしたい。
彼女が「嫌われたくない…」って言ってきて、それを「大丈夫だよ～」って言いながら優しくギュッてしてヨシヨシしてあげたい。
それなのに彼女に受け止めてもらって…。
言ってる傍から自己嫌悪感じてるんです。
でもその自己嫌悪が…。
さらに「こんな弱い情けない俺でいつ『好きじゃない』ってなっちゃうかわからない…」とより嫌われたくないってネガティブになる沼にハマっていく…。
こうして文字に起こすとアホの極みみたいになっているな…。
自己肯定感が低い×育った環境×恋愛経験＝嫌われたくない
そんな「嫌われたくない…」って何で言っちゃうか…っていうと、僕は３つ心当たりがあって…。
- 自己肯定感が低い
- 育った環境
- 恋愛経験
この３つ。
これらが絡み合って「嫌われたくない」って言葉に化けちゃうかな…と。
それぞれサクッと解説しますね。
自己肯定感が低い
やっぱり「嫌われたくない…」って言う時って彼女に大好きって言ってもらう反応を期待してるんですよ。
それで常に安心を感じていたい…って気持ちがある。
これはもう言い訳しようもなく、自己肯定感が低いことの裏返しですね。
ただ…。
自己肯定感って持って生まれたものというものでもなくて、考え方や過ごし方次第で高くなったり低くなったりもするし…。
そもそも人間だれしも調子がいい時もあれば、悪い時もありますよね。
例えば仕事なんかでも面白いように仕事が進んで、周りからの評価も高まって同僚にも慕われて…みたいな時期もあれば。
何をやっても空ぶっちゃって、職場の人間関係もギスギスして…みたいな時期だとやっぱりどうしても自信が失われていったりします。
仕事が上手くいかなくて、彼女に「嫌われたくない…」って縋りついてしまってうざがられて彼女にも距離を置かれて『どん底！！』みたいな状態になったことが僕にはあります（笑）
特に何もなくとも毎日しっかり寝てるだけでなんか気持ちが安定して自己肯定感が高くなったりもするし、自堕落な生活をしてるとそれだけで気が滅入って「こんな自分でも好きでいてくれるだろうか…」って自己肯定感が低くなったりもするし…。
『自己肯定感が低いまま固定されちゃってる人』なんてものはいないと僕は思ってるんですね。
その時、その状況、そして過ごし方によって高くなったり低くなったりします。
なので、彼が「嫌われたくない…」って言うのはそれだけ彼が今弱ってることがある可能性もあったりして。
なんか仕事とか上手くいってないのかもしれない…。
育った環境
実は僕は両親が離婚して結婚して…。
今また離婚しそうな感じなんですが（笑）
そんな家庭環境で育っていて、特にずっと母親の側にいたので「女性が男性に向けて嫌う姿」を小さいころからずっと見続けてきました。
なので、自分がかなり頑張ったり、立派な状態にならないと「嫌われる」というのが心に刷り込まれちゃってるんですよね…。
これは結構根深いです。
ただ親は親。自分は自分。自分は何はともあれ、しっかり目の前の女性を愛していこう。
立派になれなくても自分に出来ることをしよう。
って思って前よりは「頑張らなくても愛していい」って状態になれてるんですけど…。
まだ呪いは深いですね…。
逆に何のかんので親が仲良かったり、家族仲が良い家庭で育った人は「好き同士なら一緒に仲良く出来るの当たり前っしょ！」くらいの感覚で恋人とも自然体でいられる気がしますね…。
と、こんな感じで育った環境によっても「嫌われたくない…」って言葉が出てきやすかったり、そうじゃなかったりしますね。
もちろん親だけでなく、兄弟や親せき、一緒にいた友達の恋愛関係なんかにも影響されるかなとは思います。
恋愛経験
言うまでもないことですが、恋愛経験は多い方がうまくやれます（笑）
最初の恋愛ではやっぱり不器用で、恋人との距離感みたいなものがわからず…。
ずっと一緒に居ないと別れちゃうんじゃないかってビクビクしてても…。
２回、３回と恋愛経験を重ねれば、「あ、意外と一緒に居なくても恋人やれるな」ってことに気づき…。
そうなると「嫌われたくない…」なんてわざわざ言わなくてもそんな簡単に人は人のことを嫌いにならないってことを肌感覚でわかってくるので、多少のことでは慌てない彼氏になったりします。
やっぱり恋愛経験多いと色んな失敗をして強くなるからね…（笑）
嫌われたくないって言う彼氏は生まれ変わることが出来るか？
「嫌われたくない…」って言う彼氏がそんなこと全然言わないカッコいい彼氏に生まれ変わることが出来るか？
っていうと…。
生まれ変われる！全然なれる！
だって「嫌われたくない…」って言ってしまう根っこにある『自己肯定感の低さ』や『育った環境』、『恋愛経験』はどれも考え方や過ごし方で変えることが出来るから。
自己肯定感が低い人間が１年、いや半年でも全力で何かをやって成し遂げればそれが自信となって自然と自己肯定感も上がったりします。
別に仕事とかじゃなくてもいい。ランニングとか資格の勉強とかでもやり切れれば一つ自分の自信になったりしますし…。
育った環境という過去は変えられなくても、『自分は親の影響でこうなっちゃったけど、もうそんな過去と切り離して自分の道を歩いていくぞ！』って自覚できるだけでも大分前を向けたりもします。
僕もまだ完璧じゃないけど、前よりも確実に親の呪縛からは抜け出てるしね。
恋愛経験は今から他の人と付き合うというのは難しいけど（笑）
でもあなたとこれから１年、２年…と一緒に居続ければ彼だって「何のかんの言って彼女は俺から離れないんだから、もう不安に思うのなんか馬鹿馬鹿しいよな」って付き合ってきた時間がそのまま彼を勇気づけるものになります。
なので…。
今はちょっと情けない部分も見せてる彼だけど、これからカッコいい彼になる余地は全然あります！
ただ…。
受け止めつつも、少しずつ自分の足で立てるアシストをしていこう
彼が自分で強い人間になるには。
「嫌われたくない…」って言葉を言わずに、少しずつ自分で自分に自信を持って歩いていこうって思うためには。
きっかけが必要なんです。
強い人間にならなきゃって思うきっかけが。
そして悲しいことに大抵の場合は彼女にフラれてからやっと気づきます。
僕もそうでした。
「嫌われたくない…」って言い続けて、最終的に彼女にそんな重い自分に嫌気がさされてしまって、そこで初めて「あ、生まれ変わらなきゃダメだ」って気づいたのです。
ただただ「大丈夫だよ。好きだよ！」って言ってるだけではそのまま甘えて彼が生まれ変わろうとは思わないのです…。
だからね。
受け止めてあげるのは大事なんですよ。
「甘えたこと言ってんじゃねえ！」なんて言ったら彼もスン…ってなっちゃうので（笑）
でも同時に「『嫌われたくない…』っていう彼君より『ずっと惚れさせてやる！』っていう彼君を見たいな！」とか。
「『嫌われたくない…』って言ってると、逆にそういう現実引き寄せちゃうって何か前に本で見たから言うの禁止ね！その代わり『嫌われたくない…』って思ったらギュッてして？そしたらギューし返すから！」とか。
「『嫌われたくない…』って言うくらい好きなのは嬉しいけど、私の彼氏なんだからもっと堂々として！その方がカッコいいよ！」とか。
少しずつ気づかせてあげる言葉を投げかけながら、あなたの言葉がなくても自分で自信を持ってあなたと向き合える彼氏君にしていってあげるといいのかな～って思います＾＾
むすび：嫌われたくないと言う彼氏の心理と向き合い方
最後にもう一度今回の記事をおさらい！
- 嫌われたくないって言葉は彼自身も言っててダサい、カッコ悪いって思っている。それでも言っちゃってる…。
- 自己肯定感の低さ、育ってきた環境、恋愛経験などが関係して「嫌われたくない…」って言葉が出てきてしまっている。
- ただ彼自身が成長したり、あなたと一緒に過ごす時間が積み重なることで安心材料になり徐々に言わなくなるような感じにはなる。
- 彼が「嫌われたくない…」って言葉を言わないような強さを持つためにも、少しずつ彼が自分に自信を持てるようなアシスト的な言葉も投げかけてみよう。
こんな感じ！
「嫌われたくない…」って言葉はあんまり聞きたくないですよね…。
でも彼だって言いたくない言葉なんです。
出来ればそんなこと言わず、堂々と男らしい姿を見せたいのです。
でも今すぐ「言わない男」になるのは難しい。
少しずつ少しずつ、自分に自信をつける必要があるし、自分に自信をつけるためには恋愛だけじゃなくて仕事とか趣味とか…。
日々の時間を少しでも満たしたうえで、そんな日々を積み重ねることで出来上がっていくものが『自信』ですから。
なのでこれは男性目線のお願いになっちゃうけど…。
ぜひそんな彼を暖かく見守って頂ければ、と。
人は変われます。
いや、変わらない部分もあるけど、「嫌われたくない…」って言葉を言うことに関しては変われます。
それを信じて隣にいてあげて欲しいな…と一男性としては思うのであります。
お互い好きになったから付き合っているはずではあるけれど…。
でもいくら彼氏とはいえ今回紹介したように「何考えてんの！？」ってなる時、ありますよね。
彼氏という近くにいる存在だからこそもっと心理を理解したいと思う反面、僕の経験的に言うと「近くにいるからこそ心理がわからなくなる」面もあります。
僕も自分自身の恋愛で相手のことがわからなくなったことがありました。
なんとかしようと相手の心理を理解するために色々調べたり、自分で一生懸命考えてみたけれど…。
なんともならなかったんですね。
結局、僕がその時解決したのは、今回のように相手の心理を地道に理解するのとは全く別のアプローチでした。
もしあなたも彼の心理やあなたがとるべき行動が全然わからない状態だとしたら…。
僕の体験した方法をぜひ試してみてほしいです。
ちょっと裏技っぽくはなりますけれど…。
次の記事にて詳しく解説していますのでぜひ。
