よく女性と話していると『性欲』とか『カラダ』に対しての考えが違うなあ、と感じる部分が結構あります。
もちろん全ての女性がそういう訳ではないですけれど、『男性の性欲=汚いもの・ドロドロしたもの』って印象を持ってる気がして…。
そんな性欲ををぶつけられることに嫌悪感を抱く…みたいな。
確かに愛情なんてこれっぽっちもない、ただ性欲だけを吐き出したい、っていう男は僕も嫌いです。
だけど僕は恋心って体の触れ合いがないと成り立たないって思います。
だけど体の触れ合いの中には『性的快感を得たい!』という気持ちも確かにあり…。
そういう気持ちを抱いている自分って彼女に対して本当の恋心を抱いていないのだろうか、なんて思い悩んでいたりもしました。
ところが。
本当につい先日『自殺島』という漫画を読んでいてこんなフレーズがありました。
(タイトルは怖い感じですがすごく面白い漫画です)
欲しいと思う気持ちが欲望で…
守りたいと思う気持ちが愛で…
そんな風には分けられない。二つが同時に在らなければこの満ち足りた気持ちを知ることはないだろう
僕はこの一文を読んだ時、「ああ、そうだよな。欲望と愛情って混ざり合って恋になってるんだよな」って”ストン”って納得できたんですよね。
僕が言いたいことをビシッと書いてくれた感じ。
今回はこの”欲望(性欲)”と”愛”について改めて男性の気持ちをお伝えしていきます。
「今から欲望を解消するために抱きます!」ってなってるわけじゃないし…(笑)
めちゃくちゃ極端な話ですけれど…。
例えばエッチなことをする時に
「はい!僕は今から性欲を解消するために抱きます!よろしくお願いしゃす!!」
なんて意気込んで抱きしめるわけじゃないですよね(笑)
確かに頭の中にはエロい要素もあるでしょう。
でも同時に愛しさがあるのも事実。
愛しさと切なさと…。
心強さも多少はあるかもしれません。
恋って全ての場面でそんな風に色んな感情が入り混じったものだと思うのです。
付き合っていくうちにその中の感情のバランスは変わっていくとしてもね。(例えば性欲が強くなったり弱くなったり、愛情が家族愛に近いものになっていったり)
性欲だけでは恋は成り立たない。
だけど性欲がなくても恋は成り立たない。
恋を構成する一つですね。
エッチする時に「俺は性欲のためにエッチするぞ!」と思う訳じゃない。
性欲もある。
でも同時に愛しさがあり。
切なさと心強さも…。ってこれ以上は怒られる(笑)
でもマジで色んな感情が同時に混ざる感覚。
エッチに限らず『恋愛』全てがそんなグチャグチャで成り立ってると思う今日この頃。— ぽらる@恋愛ブロガー (@polarkoijyo) April 28, 2020
誠実なふりをしても欲望はある
確かに「僕はエッチなことしなくてもいい!君といられればそれでいい!」的な雰囲気を醸し出す男性がいるのですが…。
僕は「うっそだぁ~」って思っちゃうんですよね。
どんなに誠実な感じの男性だとしてもその裏には欲があります。
例えば何か事情があって今は直接的にエッチなことができなくても、心の中ではメラメラと欲の炎は燃え上がっています。
僕の友人でもね。
いたんです、「君といられさえすれば」男子。
でも彼女から「エッチなことをしなくても大丈夫な彼」という認識をされると、その期待にこたえ続けなければならなくなります。
最終的に彼は「その期待には応えられない」と爆発してしまいました。
いえいえ。
僕は何も「だからもっとエッチなことをしましょう」と行為そのものを推奨してるわけではないです。
彼の欲の強さとあなたの欲の強さが必ずしも一致するとは限りませんものね。
でもだからと言って彼の中の欲を否定しないでください、ということ。
どんな誠実なふりをしていても彼の中には欲がある。
そして”欲”は当然あるものとして受け入れましょう、ということなんです。
欲望むき出しから始まる恋はあるのか?
会って早々にエッチなことをして、そこから始まる恋。
僕はあると思います。
でもね。
だからといって彼の求めになんでもかんでも応じるべきだとは思いません。
改めて言いますが、恋って色んな感情が混ざりあったものなのです。
欲望だけでも成り立ちません。
例えばあなたが不安がっている状態で無理に行為を迫るのは愛がある行動だと言えるでしょうか。
言えないですよね。
不安そうにしているのであれば、もう少し時間をかけて関係を深めよう、と思うのが愛なはず。
彼には欲がある、という前提は受け入れる。
でもむき出しの欲望に不安があるならもう少し別の感情を見せて、と彼にお願いするのはおかしなことではないのです。
やっぱり油断すれば性的快感に飼い慣らされる気もする
恋は欲も愛も色んな感情が混ざりあって成り立つもの。
とはいえ、やはり一人の男として言わせてもらうとやはり油断するとどうしても”欲”成分が増えそうになります。
やっぱり性的快感ってわかりやすい刺激ですからね。
ついついわかりやすい刺激に流れちゃうもんですよね。
なんか彼の中の感情のバランスが”欲”に傾きかけてるな、と思ったら優しく指摘してあげるのもまた大事ですね。
さいごに:男の愛と性欲と恋
今回の記事を簡単にまとめるとこんな感じ。
- 男が恋をする時は愛しさもあるが欲望もある。そうした色んな感情すべてが混ざり恋になる
- 誠実なように見えてもやっぱり欲はある。欲がない男という期待をかけすぎると彼が潰れちゃうかも
- 欲を受け入れるというのは行為を全て受け入れるということではない。愛がない行為は恋にならないから
男性の性欲って何考えてるかわかんないですよね。
僕も女性の性欲をってイマイチよくわかんないですもん(笑)
色んな気持ちが混ざりあって恋になる。
性欲も愛しさも同時に巻き起こってる、っていうことですね。
う~ん、深い(笑)!
彼の分かりにくい行動から脈ありや脈なしの心理を掴むのって大変ですよね。
脈ありなのかな…。脈なしなのかな…。このままアプローチしてみてもいいのかな…。
今回ご紹介したような心理を勉強したり、自分で彼の心理をあれこれと考えたり。
それってとても大事なことではあるんですけど、でも考えても答えが見えない時ってありますよね。
僕も自分自身の恋愛で考えて悩んでそれでも答えが出なかった時があるんですね。
次何をすればいいか全くわかんなくなった時が。
そんなとき、僕がどのようにして答えを見つけたのか。
それは今回紹介したような心理を自分で考えるのとは全く別のアプローチでした。
ちょっと裏技っぽい方法ではありますが…。
とにかく今すぐに彼の気持ちに気づくためのきっかけを手に入れたいのであれば、使ってみる価値はありますよ。
次の記事にて紹介していますので、ぜひご覧ください。